診療方針

診療全般に関わること

快適な歯科治療を提供

当院ではとかく痛いものと思われがちな歯科治療を、なるべく快適にお受けいただけるように最新のシステムを 導入しています。

痛みについて

当院院長は麻酔科の研究室に残っていた経験を生かし、積極的に麻酔を使うことでこの問題を解消しています。 「麻酔自体が一番痛いのでは?」と思われる方もいると思いますが、当院では2~3歳の子供にも積極的に麻酔を 行ない治療しています。

その麻酔自体に痛みがあれば、はたして小さい子供の治療をすることができるでしょうか? 麻酔は技術をしっかり使えば痛みなく施行することができるのです。

不安について

不安があると、心臓がドキドキして貧血になったり、思わぬ合併症が発症することもあります。これには過去の歯科治療経験が深く関係しています。そんな場合、当院では笑気吸入鎮静法を施行しながら 治療することができます。

これは、精神を安静にする効果のある笑気ガスと空気中の3倍濃度の酸素を混合して吸入するもので、 全身麻酔の維持にも使われています。歯科治療で使われる濃度では意識を失うことはなく、副作用も報告されていません。

しかし当院では、本当の鎮静は術者との信頼関係で生まれるものと考えているため、当初はこの方法でしか歯科治療ができなかった方を、 何もなくともできるようにして差し上げることも歯医者の務めと考え、実践するよう努力しています。

歯医者の臭いについて

歯科医院の臭いが苦手という方も多いと思います。あの独特の臭いは消毒薬のフェノールによるものです。 フェノールは歴史的に優れた薬品ですが、最近の研究で遺伝子の組み換えが起こる可能性等の報告があります。 おもに根の治療等に使われていますが、学会レベルでは過去の薬と考えられています。

当院ではフェノール系薬剤は使用していないため、その臭いは全くありません。 さらに医科用空気清浄機によりクリーンで無臭な空気環境を提供しています。

痛みを感じない歯科治療について

無痛治療という宣伝文句を、さまざまなホームページで目にします。歯科治療は基本的には大部分が外科処置になります。当然、痛みが伴うはずですが、なぜそんなことができるのでしょうか?
ここでは、無痛治療・当院で行う痛みを感じない治療に関してご説明いたします。

麻酔注射を無痛に行う方法について

無痛治療、つまり痛みを感じない歯科治療ができるのは、当然麻酔注射のおかげです。しかしこの麻酔注射は、除痛を目的にしているにもかかわらず、それ自体が痛みを生じる可能性の高い行為という矛盾をはらんでいます。

無痛治療を実現するには、この麻酔注射を無痛に行うのが必須になってきます。麻酔注射を無痛的に行う方法は、ズバリ、痛みを感じないところに、痛みを感じにくいようにうつことです。

当たり前だと思われると思いますが、驚くことに多くの歯科医師は詳しく麻酔注射の方法を習っていません。多くの場合は、指導医のまねをしたり、近しい先輩ドクターにきいたりして習得しています。実際に、出会ったドクターがそれを行っていなければ、無痛にはできないということになってしまいます。

麻酔注射の痛みを感じないところとは、圧力を感じにくいところです。ここでは、よく伸びる頬っぺたの粘膜です。痛みを感じにくいようにうつとは、その部位にゆっくりと圧力が上がらないようにうつということです。頬っぺた以外部位には、そこの麻酔が効いてから順次麻酔をしていくわけです。

この方法を、完全に実施するためには非常に時間がかかるります。無痛診療は、術者の志が感じられる分野だと思っております。

笑気吸入鎮静法

笑気吸入鎮静法も無痛治療を実現する1つの方法です。

笑気吸入鎮静法とは、不安などが強く治療が思うようにできない場合に、鼻にマスクを着けそこから流れる空気中の3倍くらいの酸素と笑気を吸うことによって、お酒にほろ酔いのような状態になって小さい事が気になりずらくなる方法です。

これを応用することによって、不安を緩和したり、嘔吐反射を少なくしたり、時間が短く感じたりします。これによって、治療が可能になる人も多くいます。

しかし、通常とは違う状態になるためその感じが合わない人もいます。その様な状態になっても、濃度を下げれば笑気は速やかに呼気中に排泄されて体内の濃度を下げることが可能です。その為、非常に濃度調節がしやすく、問題となる副作用もありません。

笑気吸入鎮静法はあくまで診療補助の役割なので、可能であるなら少しずつ麻酔薬量を減らして最終的に無くとも治療ができる状態になることを目標としています。当然のことながら、鼻で息をしなければきかないため、意思の疎通ができないような小児は適応外になります。

診療へ取り組む姿勢

患者さんは、「痛い歯がある」「詰め物が取れた」「歯肉が腫れた」等で来院します。当院は、それのみを改善するだけでなく、そうなった原因、またこれからあらわれると思われる問題の改善を行うため、十分な時間をかけて歯科診療を行っていきます。

削ってしまった歯、とってしまった神経、抜いてしまった歯は、基本的には元には戻りません。やり返しが効かないからこそ、慎重な行動が望まれます。だからこそ、十分分析検討し、患者さんとは一生向き合う姿勢が最も大事だと考えています。

2014年、雑誌PRESIDENTに掲載された記事「リタイア前にやるべきだった…後悔トップ20」の第1位は、「歯の定期検診を受ければよかった」です。ホームページをご来院頂いた方については、ご自身の歯を失って後悔をしてしまう前に、なるべく早く当院へ相談にいらしていただければ幸いです。

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